初級Q1〜5
Q1.インプラントってどういう治療法なの?
A.インプラントとは、抜けた歯の代わりに人工歯を埋め込むという治療法です。埋め込む人工歯のことを指してインプラントということもあります。人工歯は歯肉に埋め込まれる歯根部分と歯肉から出ている歯冠部分で構成されており、歯根部分は顎の骨に固定されます。そのため強度や安定性に優れているのが特徴で、見た目も天然歯とほとんど変わりません。インプラントは乳歯、永久歯に続く「第三の歯」と呼ばれており、従来の治療法であるブリッジや入れ歯に代わる画期的な治療法として注目を集めています。Q2.費用はどのくらいかかるの?
A.治療にかかる費用は、インプラントが何本使われるかによって大体の金額が決まってきます。目安は1本につき40〜50万円というところ。2本なら80〜100万、3本なら120〜150万円…という風に考えておけば良いでしょう。ただし骨の質量や強度に問題があったり、歯周病にかかっていたりする場合などは、さらに高くなることがあります。またブリッジとインプラントを併用する場合なども治療費が変動します。なお各歯科医院のホームページで治療費の目安を計算できるところもありますので、チェックしてみてください。Q3.治療にかかる期間はどのくらい?
A.インプラントの手術は基本的に2回に分けられ、一次手術のあとに治癒期間を置いて二次手術がおこなわれます。治癒期間は骨とインプラントが結合して安定するために必要な時間で、下顎は3ヶ月、上顎は6ヶ月が目安となります。カウンセリングから手術終了まで、すべての治療過程を含めると、半年〜1年程度が目安といえるでしょう。治療期間が延びるケースとしては、多数のインプラントを入れる場合、歯並びの矯正や歯周病の治療などが必要な場合、骨の量や強度が足りない場合などが挙げられます。Q4.インプラント治療って痛いの?
A.インプラント治療の際は歯肉を切り開き、顎の骨に穴を開けます。しかし手術は麻酔を使っておこなわれるため、痛みを感じることはほとんどないでしょう。ただし手術後に患部が腫れて痛むことがあります。特に多数のインプラントを埋め込んだ場合などは手術後に痛みが出ることが多いようです。ただ腫れや痛みがまったくないという人もいるように、手術後の経過には個人差があります。痛みが出てきた場合は処方された鎮痛剤を飲むことで対処できますし、それほど心配する必要はないでしょう。Q5.治療に危険性はないの?
A.インプラント治療は手術を伴うため、まったく危険性がないとはいえないでしょう。非常にわずかではありますが、感染症などの心配はどうしても残ります。ただこれは出血を伴う手術である以上仕方のないもので、インプラント治療の危険性は抜歯程度のものです。インプラント治療は40年近く研究が続けられ、安全性が追求されてきました。日本ではまだなじみが薄いですが、海外では非常にポピュラーな治療法となっており、このことからも安全性の高さが伺えると思います。